長野小谷村、ふるさと納税返礼品として地域の再エネ電気を提供 中部電と連携

画像はイメージです

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中部電力ミライズ(愛知県名古屋市)は7月19日、小谷村(長野県北安曇郡)のふるさと納税の返礼品として、小谷村内の水力発電所を活用した「小谷村産CO2フリーでんき」の提供を開始した。

1万円の寄付に付き150kWhの電力を供給

小谷村産CO2フリーでんきは、中部電力ミライズがふるさと納税専用メニューとして開発したもの。村内にある2つの水力発電所(姫川第二水力発電所および姫川第三水力発電所)で発電された再エネ電気(1万円に付き150kWh分)を寄付した人に提供する。

利用者は、再エネ電気の提供に加え、寄付額1万円に付き実質2500円が電気料金の支払いに充当できる。

ふるさと納税専用メニューの提供エリアは、愛知県、岐阜県、三重県、長野県および静岡県富士川以西。申し込みには、中部電力ミライズの対象プランに契約していることなどの要件に加え、「カテエネ」への事前登録などが必要となる。

(出所:中部電力ミライズ)

(出所:中部電力ミライズ)

小谷村は、2050年CO2排出量実質ゼロを目標に掲げ、各種施策を推進。2020年には気候非常事態を宣言した。

中部電力ミライズは、エネルギーのGreen化に向けてさまざまな取り組みを進めている。今回のふるさと納税の活用もこの一環である。なお、ふるさと納税の返礼品として再エネ電気を提供する取り組みでは、今回の小谷村のほか、三重県川越町・大台町・名張市でも実施している。

記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2024年7月24日出典

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